石川陽春デザインワークス

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社団法人島根県建築士会



webのスクリーン・ショット
分類
web
年月
2004/11-
クライアント
社団法人島根県建築士会
webデザイン
石川陽春
url
http://www.h7.dion.ne.jp/~abas/

主要ブラウザーやwebオーサリング・トゥールにおけるCSSのサポートの強化などに伴い,HTMLは文書構造を,CSSはレイアウトの指定をそれぞれ担うという,HTMLCSSそれぞれが本来志向していた役割に徹することが可能になった……これは2003年から2004年にかけて,webデザインの世界で顕在化した大きなうねりでした.我々デザイナーは,HTMLCSSに関する正確な知識や記述を身につけることを,従来以上に要求されるに至ったわけですが,この「うねり」がもたらすであろう,例えば,

  • 「見出し」「段落」「リスト(箇条書き)」といった,誰の目にもわかりすい構造を与えられたシンプルなHTMLによって,文書をやりとりすることができる
  • 表組(table)レイアウトに代表される複雑な裏技の呪縛から解き放たれ,1個のCSSファイルの修正ひとつでサイト全体のレイアウト変更に柔軟に対応することができる

といった恩恵は,閲覧者にとってもデザイナーを含むweb制作者・管理者にとっても,決して微々たるものではないはずです.このようなことを,「槻宅聡:能楽森田流笛方」から本作に至る1年間のwebデザインの作業を通じて実感しました.

本作のコンテンツは,長短さまざまなテクストが主体になるため,(当たり前なことですが)文書構造がひと目見て峻別できるよう,システマティックなレイアウトを心がけました.特に「見出し」のランクが6段階に及んだため,段階ごとのデザイン上の区別が考えどころでした.

テーマ・カラーのひとつである赤は,島根県の建築文化を代表する石州(石見地方)の赤瓦のヒントを得たものです.ただし,赤土の色に近い実際の赤瓦の色に比べ,赤味を鮮やかにしています.また,余白の背景にグリッドを配して,精密な技術が求められる建築の世界を表現しました(上述の「システマティックなレイアウト」にも,同様の気持ちを込めました).

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